ガバガバおじさんのキャンプ道具選びの話 導入編
寒いしあまり外出たくないので自分語りしゅる~
もう初老だし仕方ないね(諦観)
というわけで昨年大体20泊ぐらいしてきた旅の相棒(意味深)の紹介と
「ゆるキャン△のアニメ見てキャンプしたくなった初心者」がさも居るかのように
捏造し大上段からクンロク垂れる老害の屑になってみようと思う。(げきくさ)
★キャンプツーリングがしたくなったら★
動機は正直どうでもいいけどいざやる前に自分の中である程度ほんわかした
イメージを持っていないと何をしたらいいのかわからなくなってしまう。
「せやかて一回もやったことないからイメージもへったくれもないんや…」
という親にファミキャン連れて行ってもらえなかった可哀そうな子(暴言)や、
サークル仲間のBBQからハブられ続けたキモオタぼっちは
まさかいないとは思うが一応言っておくと一番いいのは
手ぶらで誰かのキャンプを見学することだと思う。
小生達が日頃盛り会ってるホモキャンは積載から道具から料理から
ありとあらゆるスタイルが集まる見本市である。
本気で何をしたらいいのかわからない貧弱なボーヤはまず日帰りで
「俺も仲間に入れてくれよ~」から始めて見てはどうだろうか。
★積載★
やりたい路線がぼんやりでも定まったらまずはここから。
幾らお高い道具で固めても積めなければ所詮エアキャンパーである。
トップケース
タンデムシートまたはキャリアに載せる積載用品で大きく分けて3つの選択がある
・ハード系
いわゆるGIVIやヘプコのアレ。カギをメインキーと統一出来たりブレーキと
連動してランプを光らせたりワンタッチで着脱出来たりと至れり尽くせりで
あり、車種専用品であればデザイン性も考慮されているがいかんせん非常に
お高い。
・ソフト系
いわゆるシートバッグ。これと銀マットを組み合わせた時の「旅してる感」
は絶大ではあるが、市販のバイク用シートバッグは大抵防水性がクソな
雰囲気アイテムなので正直お勧めしない。
まだレインバッグをベルト固定するほうがマシだと思う。
ちなみにリュックサックもソフト系の分類になるかと思うが、背負うのは
疲労が半端ないのでお勧めしない。素直にタンデムシートにでも固定しよう。
・ホムセン箱
お ま た せ
ノ ル マ 達 成
実 家 の よ う な 安 心 感
鉄壁の防水防塵性能とうまくすれば加工の道具込みでも市販の大型バッグ
1個より安上がりな価格、アイデア次第で自在にカスタムでき、椅子やテーブル
の代用にもなる利便性の獣であり貧乏ライダーの希望の星である。
見た目が絶望的にダサいので敬遠されがちだが、シートバッグ派が
ホムセン箱に転向するのを何度も見てきたんだよなぁ…(諸行無常)
但しそんなホムセン箱も元々バイク用ではない為ポン付けはできないので
ドリルで穴開けたりボルト打ったりといったオリジナル加工が必須であり、
走行においてはすべてが自己責任である。
ちなみに小生が現行ホムセン箱を導入した時は
①家から電動ドリルを持ってバイクで通勤
②仕事帰りにホムセンに寄り必要なものを購入
③ホムセンの駐輪場で現物合わせで加工しバイクに取り付け
④使った道具を箱に入れ帰宅
という購入→加工→積載→走行試験の一連の流れを一切ムダの無いムーヴで
完了させた。箱導入を検討中の諸兄の参考になれば幸いである。
サイドケース
バイクの両サイドに振り分けるケースで、トップケースだけで収まらないぐらい
持ち物が肥大化したときに使う。トップを重ねる手法(扶桑型戦艦)や、
トップとサイドを組み合わせる手法(GP03)もあるが、重心が上がると
走行に深刻な影響が出るので特にオフ車ではトップを軽くしてサイドに
重めのものを入れることをお勧めする。
これもトップケース同様ハード系、ソフト系があるが正直好みでよいと思う。
ちなみにメーカ純正フルパニアマンになると中華原二の新車が買えるぐらいの
値段になるので頑張って働こう!(資本主義の豚)
2018年1月現在の小生の装備
トップケース:アイリスオーヤマ RVBOX700
タナックス ツーリングネット(外付け補助)
ホムセンで買った黄緑ベルトとしょぼいカラビナ(固定具)
サイドケース:タナックス ツアーシェルケース(中古)
上記装備を荷物の量や載せるバイクに合わせて調節しているが、250オフで700の
ホムセン箱は正直キツいので林道行く時はレインバッグがメインである。
また、黄緑ベルトはバイクにホムセン箱を積む際の定番であるが、そのままでは
長すぎるのでホイールに巻き込まれない長さにカットしたほうが良い。
普通に切るとほつれるので瞬間接着剤で固めてから切り、切断面に追い瞬着すると
上手くいく。(焼いてもいいけど瞬着のほうが仕上がりが綺麗で長持ちする)
ちなみに全力出撃した場合約140L+α(外付け)の積載力となるが、小生は積載の限界に
挑む趣味は無くどちらかと言えばコンパクトにまとめたい派で夏の北海道7泊8日を
箱一個で済ませることに快感を覚える人種なので、次回以降紹介していく
所有装備もまず仕舞寸法で選んでいることを予め念頭に置いて頂きたい。