GWレ○プ!九州四国ホモ汚染ツーリングの話
まらすじ
何度か書いているがヘイシャァ・・・は製造業で祝日がない代わりGWは普通に9連休なので
今年は九州と四国をぐるぐるしてきた。
全部日記形式にするとキリがないのでダイジェストにしていこうと思う。
結論から言うと今回のツーリングは過去最大級のガバっぷりで万単位の金ドブを
強いられるかなり酷い部類のツーリングだったので、当ブログを目にするホモ達は
このような失敗を繰り返さぬよう反面教師にしていただきたい。
俺のようになるなよ
移動
ざっくりルート(走行距離2105km)
今回はKLXくんで行ったので高速は首都圏脱出の時だけしか使わず基本下道、
海上移動は大阪-別府のさんふらわぁ、臼杵-八幡浜の九四オレンジフェリー、
徳島-東京のオーシャン東九フェリーの3社である
※フェリー豆知識
九州から四国に渡るフェリーで最短最安は佐賀関-三崎の国道九四フェリーだが
バイクは予約5台、当日枠3台の計8台しか積めないので1時間に1本便が
あるとは言え実はかなり使いにくい。
臼杵-八幡浜間の宇和島運輸または九四オレンジのほうが乗りやすいので
今後九州-四国を回るホモライダーの参考になれば幸いである
天候
4/27~4/30までは概ね晴れ、5/1は曇り、5/2は雨、5/3~5までは晴れで
天候はそこまで悪くはなかったが、山の中はかなり冷え込んだのでキャンプ場に
よっては夏装備では厳しかったと思われる
キャンプ場
8泊9日の日程だったのだが、フェリー2泊、宿2泊、個室ビデオ1泊、ネカフェ仮眠1泊で
キャンプは実は2泊しかしていない
キャンプ場淫プルルェ
【場所】妙見野自然の森展望公園
【天候】晴れ、ほぼ無風
早朝10℃前後、夏シュラフ+エスケープビビィの組み合わせで快眠
【課金】0円
【チェックイン/アウト】フリー
【サイト】凄まじくきれいな芝サイトでマットいらず、ペグの刺さり良好
【トイレ/炊事場】トイレと水道、カマドあり。水は飲用不適で清潔感は並程度
人感センサーライト付き
【乗り入れ】不可、ゲートはあるが脇がガバガバなので通れなくもないが
前述の通り芝生に自信ニキなサイトなので止めといたほうが無難
【ゴミ捨て】不可
【携帯電話】良好
【周辺施設】スーパー、コンビニ、ホムセン、風呂まで約15分
【淫プレ】
正規のキャンプ場では無いが行政のwebサイトに「キャンプに最適」と謳っているので
合法の範囲と考えて良いと思う
人吉の平野を見渡す絶好の展望でスケールの小さい陣馬形山といった様相である。
芝生を焦がしたら一発でキャンプ不可になりかねないので焚火はカマドでやるほうが
良いと思う。
【場所】くにの松原キャンプ場
【天候】曇り、微風
早朝15℃前後、夏シュラフで十分
【課金】540円
【チェックイン/アウト】15時~翌10時 受付は18時までだが事前に連絡すれば
遅くなっても入れてもらえる
【サイト】松林だが大洗より密度が濃く平地少なめ。地盤は砂
【トイレ/炊事場】清潔なトイレ炊事場完備、洋式トイレはウォシュレット付き
【乗り入れ】場内の通路までなら乗り入れ可
【ゴミ捨て】一部可(生ゴミとビン・カン類)
【携帯電話】殆どつながらないが管理棟に近ければwi-fiが使える
【周辺施設】スーパー、コンビニ、ホムセン、風呂まで約10分
【淫プレ】
元ライダーの気さくなおいちゃんが管理人のキャンプ場で、ライダーは基本無制限に
受け入れてくれるらしいので予約は推奨だが必須ではない
ソロライダー主体で宴会OYJ達も21時にはピタッとおとなしくなったので非常に
過ごしやすかった
飯
走るルート上の飯屋の情報を殆ど把握してなかったので食いっぱぐれてしまうことが
多く、夜のみならず昼もコンビニ飯になることもあり、ご当地系の良いものを
食べる機会が少なかった
個人的ベスト3
・じゃこ天うどん(オレンジフェリー売店)
すっきりとした口当たりにもかかわらず出汁の底力を感じる濃いうまあじで
高い満足感と優しい味わいがフェリーの売店のクオリティとは思えない逸品
・カツオたたき(志布志のスーパー)
房総半島に住む小生はカツオといえば勝浦で良いのも悪いのも味わって来ているので
多少カツオの味にうるさい方だとは思うがこれはマジヤバイ(語彙力)
スーパーのお勤め品とは思えない味でまともな店で食ったらどんなんやねんという
期待感をもたせる一皿。
後で鰹節の最高級品は鹿児島産であると知り納得
・チキン南蛮(味のおぐら 瀬頭店)
事前に宮崎出身のフォロワーさんに教えてもらった店。
関東のはインチキン南蛮だと断言する彼の一押しはどんなもんかと期待して行ったが
確かに全くの別物であった。
我々が普段口にするチキン南蛮は唐揚げにタルタルをかけただけのビールのつまみで
あったりデブ飯の代名詞であったりするわけだが、本場モノは「ハレの日のメニュー」
と言った様相で、ストレートに言ってしまえばポークチャップとかナポリタン系の
ドぎつく古臭い味の「昭和の洋食」なのだが、まさに小生がホモガキの頃親に連れて
行ってもらったデパートの大食堂の風景が脳裏によぎるノスタルジックな気分に浸れる
味であった。
番外
・甘口バナナスパ(マウンテン)
組成から見ればこれはクレープと同じなんだ…同じなんだ…という自己暗示
をかけないと到底完食できない凶悪なメニューなのだがこれでもマウンテンの
甘口メニューの中ではイージーな方というまさに山をナメるなと言いたい
一品であった。なお、後に内部破壊のダメージが一昼夜残ることになる
やらかし
お ま た せ し ま し た
ツーリングの後半に小生を襲った悲劇について、お話しします…
・5/1
この日は夜から雨になり翌日まで降り続ける予報が出ており、雨撤収を嫌った
小生は観光の予定を一部省略しキャンプ場に向かったわけだが、電話で一報を
入れたところ「人一杯だから炊事場とか東屋に張るんじゃねーぞ(意訳)」という
有り難いお言葉をもらい、それでも1番乗りならワンチャンと思っていたわけだが
ガンギマリ自家塗装&積載法にポリシーが無い単純違法建築原二カブ&小型犬連れ
という「ソロキャンしてるアテクシはな~んて素敵なんでしょう」という役満級の自己陶酔
の塊みたいなBBAが先客でおり、雨云々よりコイツと同じ場所でキャンプするのが嫌
という理由で急遽宿を探す羽目になる。
・5/3
今回のツーリングでKLXを選んだ最大の理由は「中津明神山の天空林道を走りたい」
という目標を1年越しで実現する為であったが、万を持して望んだ明神山の風景が
こちらです。
— しろちゃんP (@syllo_chang) 2018年5月2日
ちなみに天気がいいとこんな感じ(去年の写真)
この日は徳島市に宿を取り、マチ★アソビ観光にやってくる友人達とオフ会する
予定であり、宿に向かって剣山近辺を爆走中に最大の悲劇は起こった…
オワタ pic.twitter.com/7Fl20EP5Kn
— しろちゃんP (@syllo_chang) 2018年5月3日
(釘拾い)(修理キット無しの舐めプ)(標高900m超のガチ山)(迫る日没)
どう考えても詰みである
2km手前のレジャー施設のオニーハン(元モトクロッサー)に助けてもらえなかったら
マジで低体温症になる危険がありました。
軽トラでトランポしてくれたり施設の食堂を開放して下さって本当に頭の下がる
思いです。食堂の方もカレーをご馳走して頂き本当にありがとうございました。
こんなホモブログで晒すのは逆に迷惑になりかねないので後でお礼はきっちりします。
それと、レッカー屋さんの兄貴(レースに疎い小生でも知ってる某チーム関係者の
方だった)も折角の地元徳島ツーが悲劇続きではあんまりだと見かねて徳島ラーメン
をおごってくれたりレッカー移動とは別にネカフェまで送って頂き本当にありがとう
ございました。
ヤマハ党の小生ですが今度から8耐とSBKは例のチームを応援します。
あと、修理剤の2000円をナメてケチるとレッカー代が
¥78000 (半額自己負担)になるので、
ロンツーに出るホモは必ず用意しておこう。(後にライコで速攻タイヤウェルド購入)
それと門限まで着けないからという理由で100%キャンセル料取って俺を宿無しに
した某ホテルは絶対に許さない(マジレス)
・5/5
よちよちウォークでフェリーを下船し、有明から東雲の約5kmを頑張ろうと思ってた
矢先に声をかけていただいた某ネットラジオ配信者のご夫婦の方
修理剤を頂きありがとうございました。何とか東雲ライコまでホイール破損までは
行かない状態で走りきれました。パッドの摩耗もご指摘ありがとうございました。
ただ、最初に頑張って頂いた結果ダメだったチューブ補修でビードワイヤーが破断
しており最終的にタイヤ交換必須になってしまい10000円ほど修理費が増えたことも
ここに記しておきます。
総括
卍最☠悪卍
良かった頃の話
一応前半は本当にノリノリでツーリングを楽しんでいたし、後半も道は良かったので
その頃の写真も上げてバランスを取りたい(じゃないとマジで心が死ぬ)
ミルクロードの途中の脇道
阿蘇山火口のお釜
これらは小生のこれまでのツーリングの中で最も良かった。
宗谷丘陵と志賀草津と磐スカを足して割らないレベルの雄大で日本離れした景色は
是非一度味わっていただきたい。
鹿児島には知覧(陸軍)、鹿屋(海軍)の2大航空特攻基地があり、大勢の若者が
国體とかいう薄ぼんやりしたものを守る為に散華したわけだが、イデオロギー的な話は
抜きにしても現在の日本があるのは彼らの犠牲あってのことなのは114514%間違いない
ので年若いホモ達は一度目を通しておいたほうが良いと思う。
岬野馬
尻屋崎の寒立馬も有名だがあっちは放牧されている飼育環境の馬で、都井岬のは
ガチの野生である。
ちなみに岬周辺にはあまり出てこないので尻屋崎と比べて一見ショボそうな
感じを受けるが、バイクでしか行けない細道を登るとこのように馬の家族と
触れ合うことができる。冬毛もっさもさの仔馬が人懐っこくてかわいい(小並)
高知のとある林道
スーパー林道には時間切れで行けなかったけどここは本当にガレありヌタあり
渓流と並走あり景色最高かつソロ走りに適した難易度でラストの2連土砂崩れに伴う
NGSプレイ以外は本当に楽しかった。
この写真はその後訪れる悲劇の前の最後の勇姿